先日、那覇市のとある中学校にて木村先生(キムタツ)の教育講話があり、とても参考になったのでぜひご覧ください。
成績を伸ばすにはどうすればいいか。成績が伸びないから塾へ通う。塾へ通ってたら出来るようになって学校の成績が伸びたなんて時代は令和の時代においてはもう終わったと思うし、私はそもそもこの考え方に否定派である。
塾は成績を上げるための場所。この考えを持たれている親御さんも多い。これは20年前と変わっていないと思う。私は学力を身につける場所だとは思うが成績を上げる場所ではあるとは思わない。
その答えは簡単で、成績をつけるのは塾ではなく学校であり、いくら塾で一生懸命頑張っても学校で発揮できなかったら意味がない。高校受験は学力だけではなく、学校での評価(内申)との合算だからである。なので、塾で学力のみを身につけても学校で頑張らないと意味がないのである。私は塾は成績を上げるためのアドバイスをしたり、ケアーをしたり、サポートをしてあげる場所であると思う。
さんご進学塾を立ち上げてすぐにコロナ禍になり、いろんなものが制限され、ようやく日常が戻ってきた今日この頃において、全てを元に戻すのではなく、これまでやってきたことを踏まえつつ、今の子どもたちにとって最適なものは何かと考える時間が増えたことや、相談できる最適な環境ができたことで、今だから出来ることに「気づき」、すぐ行動するのではなくワンクッションおいて何をすべきかを「考えて」、最適な「行動する」必要があると思う。
実はこの「気づき」「考え」「行動する」という言葉は、私が小学四年から六年までの三年間の担任であった小川先生の教えであり、今でも実践している私の原動力ともいえる言葉でもある。
キムタツ先生も話されていたが、成績を上げるには自分で気づいて考えて行動することであると話されていて、勉強はさせられるものではなく、バランスは悪くてもいいので自ら行動することが大切であり、モチベーションを上げ、ライフデザインを考えて勉強することが大事である。
成績が高い人とそうではない人は何が違うでしょうか?大谷翔平選手やダルビッシュ選手など成功者を見てください。成績が悪いと塾に来ますか?私は来ないと思います。野球だと戦力にならないと二軍へ行ったり、最悪はクビになります。成績を上げるために何をしていると思いますか。野球と勉強は似ていると思います。それに気づいた人は何をするべきか考えて行動に移しましょう!
さんご進学塾 塾長 冨山
代表あいさつ